2014年11月17日月曜日

湧水ピット

■湧水ピット

湧水ピットとはその名の通り、「湧き出る水のピット」です。
「ピット」は主に建築の地下の部分にあり、人が利用する階の更に下層にあります。
「ピット」にはいくつか種類があり、「湧水ピット」はその種類のうちの1つにすぎませんが、
今回は「湧水ピット」について取り上げます。
他のピットについてもそのうち勉強してアップします(汗)

地下ピットの躯体は基礎や基礎梁、耐圧盤といったコンクリートで覆われていることがほとんどです。
そのコンクリートの躯体部分が地下の水位レベルより低い位置に計画してある場合、
コンクリートの躯体は常に水圧を受けている状態になります。
このとき、コンクリートにひび割れなどの弱い部分があった場合、
躯体の内部に水が浸入してくることが考えられます。

また一度水の浸入を許してしまった場合、諦めてください(笑)
というのも、例えその場所から水の浸入を防いだとしても、他の弱いところから水が浸入してくる可能性もあります。
一度水が出てしまうと逆らわずにしておくのが良いとされています。
これは施工ミスか?なんて思われる場合もありますが、
コンクリートは乾燥収縮する性質の材料であるため、
どんなに良好な施工でも100%防ぐのは無理でしょう。
お金をかけても良いのであれば、SMWに外防水など100%に近づける選択肢はあります。

と、話が逸れてしまいましたが、「湧水ピット」はそのような躯体内に浸入した水に対応するために設けるものです。

つまり、設計段階で水が浸入することを前提としているんですね。

湧水ピットの監理のポイントは、

『どこから水が湧き出ても対処できるか』です。

対処の方法はこれまた沢山ありますので、また次回にでも取り上げます。







0 件のコメント:

コメントを投稿